Saturday, June 30, 2007

スピード自慢

 
飛行機、ロケット、気球、船、消防車、救急車など、いろいろな乗り物のカードを見せながら、名前とその働きの勉強をしている中、4歳になったばかりの男の子が、パトカーを見て発言した。

「スピード自慢の人を捕まえるんだよ」

スピード「違反」といわずに、スピード「自慢」といったことに思わず心がうなった。人間の作った法律に対してではなく、人間がおかしてしまうスピーディングの要因をついたすぐれた洞察力に驚かされた。
 

Wednesday, June 27, 2007

見てないフリ

 
あとちょっとでトイレトレーニングが終わりそうな男の子(3歳)。
最後のパンツとズボンを引き上げるのがいつも難関で、
本人ができるところまで努力をさせて、「手伝ってください」と
言われたらお手伝いをする様にしていた。

でも、今回はその場を離れて見てないフリをしてみた・・・

ほんの少ししてから様子を見にいくと、
すでにパンツもズボンもサッサとはき終わり、
手も洗って電気も消してトイレからでてくるところだった。
ビックリ。

いつもそばにいて見守ってあげることがいつも良いとは限らないんだ
って思った。

見ていなかったことを喜んだ。
 

Saturday, June 23, 2007

「イエス様になりたい」

 
七夕につける短冊に園児(3歳男子)の願い事を書き込む作業をしていた先生と私は思わず手を止めて顔を見合わせた。

お迎えにいらしたお母さんは「えぇ?うちの子なんでそんなこと言っちゃったのかしら?」と笑っていた。

幼子の無邪気さ大胆さに驚き、今日一日このことが頭から離れなかった。今だ意味不明。神様はほんとに不思議なことをされるお方だと思った。
 

Sunday, June 3, 2007

励ましのセンス

 
5歳と8歳の兄弟がチャンバラごっこをして、なかなか勝てない弟はついに泣き出してしまった。どうあやして良いものか途方にくれていると、絶好の相手が泣きじゃくっていて遊べなくなって困った兄が、泣き叫ぶ弟のところにすっとんできて言った。

「いいか?オマエはな、この世でいちばんでっかいオナラをする男なんだぞ!オマエはすごいんだ!」

弟は大爆笑して立ち上がり、勢いを取り戻して兄を追いかけて去っていった。

すごいよね、そういう励ましのセンスって。