Saturday, December 22, 2007
「お茶、冷めちゃうよ」
ベビーシッター先で女の子(11歳)が言った。
なんて優しい言葉なんだろうって思った。
「飲まないの?」とか「もういらないの?」とか
「せっかく入れたのに・・・」とかじゃ伝わらない。
相手を思うこの言葉づかい、いいねって言ったら、
「朝なかなか起きれない時、お父さん私が半熟タマゴが好きなのわかってるから、
『タマゴ半熟じゃなくなっちゃうよ~』って言ってくれるの。
そしたら起きようって頑張れるんだぁ」
って教えてくれた。
Thursday, December 13, 2007
こどもの歯みがき
食事後の歯みがきをお手伝いするとき、嫌がる子どもには「歯みがきしますよ~」なんて絶対に言わないように注意してます。今までどんなに歯みがきが大切なのかとか、歯みがきしないとどんなに恐ろしいことになるかとか力説してもほとんど効果は見られなかった。
「○○が上手にできたの見たよぉ~。前よりももっと上手になったね~」
とか誉めながら、ス~ッと洗面所に連れ込む。
歯みがきだと気づいてハッと体をこわばらすんだけど、そこで質問する。
「どんぐりコロコロ♪ と 松ぼっくり♪ どっちがいい?」
一瞬考えたあと、「どんぐりコロコロ!」
歌をうたいながら口の中に歯ブラシを入れ、ブラッシング。
ときどき、自分の好きな曲のリクエストを受けたりもする。
どうやら子どもに選ばせるのも効果があるようです。
Labels:
保育
Wednesday, December 5, 2007
あるあるキャンペーン <ポジティブな言葉>
ある短い手紙に「ない」の言葉が10個もあった。
仕事中「○○しないと○○はありませんよ」、「○○しなきゃダメだよ」、
「○○しないでね」、とやたらと「ない」という言葉が耳につく。
「ない」は存在しないものだし、存在して欲しくないものが常だから、
「ある」ものや存在して欲しいものに心を留めてみた。
フラッシュカード中に男の子(もうすぐ4歳)が
隣りに座るお友だちにちょっかいをだした。
↓
「○○くんはお勉強しに来てるんだ。コチョコチョするから○○くんは困ってるよ。
お友達が喜んだり嬉しくなったりすることをしようね。
そっちの方がずぅっと難しいんだぞ。」
なかなかランチが食べきれない男の子にこんな言葉も出てきた。
↓
「こんだけたべたら、はやくお兄ちゃんのジェットコースターに乗れるようになるぞ」
なるほど「あるあるキャンペーン」だな・・・と思いめぐらしていたら、
聖書にあるジーザスの奇跡を思い出す。
『ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、
こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。』ヨハネ6章9節
弟子はこれしかないって思ったけど、ジーザスはあるものを持ってこさせ、
パン5つと魚2匹を神様に感謝をささげたら、5000人がたらふく食べても残るほどになった。
どんなに無理・無意味に思えるようなことでもいいんだ、
あるものを神様にささげれば役立ててくださる、ささげよう、と思った。
「ここに40才の女がいます。」 何かがこみ上げて目から涙が流れた。
Subscribe to:
Posts (Atom)