Saturday, December 22, 2007

「お茶、冷めちゃうよ」

 
ベビーシッター先で女の子(11歳)が言った。

なんて優しい言葉なんだろうって思った。

「飲まないの?」とか「もういらないの?」とか
「せっかく入れたのに・・・」とかじゃ伝わらない。

相手を思うこの言葉づかい、いいねって言ったら、

「朝なかなか起きれない時、お父さん私が半熟タマゴが好きなのわかってるから、
『タマゴ半熟じゃなくなっちゃうよ~』って言ってくれるの。
そしたら起きようって頑張れるんだぁ」
って教えてくれた。
 

Thursday, December 13, 2007

こどもの歯みがき

 
食事後の歯みがきをお手伝いするとき、嫌がる子どもには「歯みがきしますよ~」なんて絶対に言わないように注意してます。今までどんなに歯みがきが大切なのかとか、歯みがきしないとどんなに恐ろしいことになるかとか力説してもほとんど効果は見られなかった。

「○○が上手にできたの見たよぉ~。前よりももっと上手になったね~」
とか誉めながら、ス~ッと洗面所に連れ込む。
歯みがきだと気づいてハッと体をこわばらすんだけど、そこで質問する。

「どんぐりコロコロ♪ と 松ぼっくり♪ どっちがいい?」

一瞬考えたあと、「どんぐりコロコロ!」

歌をうたいながら口の中に歯ブラシを入れ、ブラッシング。

ときどき、自分の好きな曲のリクエストを受けたりもする。

どうやら子どもに選ばせるのも効果があるようです。
 

Wednesday, December 5, 2007

あるあるキャンペーン <ポジティブな言葉>

 
ある短い手紙に「ない」の言葉が10個もあった。

仕事中「○○しないと○○はありませんよ」、「○○しなきゃダメだよ」、
「○○しないでね」、とやたらと「ない」という言葉が耳につく。

「ない」は存在しないものだし、存在して欲しくないものが常だから、
「ある」ものや存在して欲しいものに心を留めてみた。

フラッシュカード中に男の子(もうすぐ4歳)が
隣りに座るお友だちにちょっかいをだした。

「○○くんはお勉強しに来てるんだ。コチョコチョするから○○くんは困ってるよ。
お友達が喜んだり嬉しくなったりすることをしようね。
そっちの方がずぅっと難しいんだぞ。」

なかなかランチが食べきれない男の子にこんな言葉も出てきた。

「こんだけたべたら、はやくお兄ちゃんのジェットコースターに乗れるようになるぞ」

なるほど「あるあるキャンペーン」だな・・・と思いめぐらしていたら、
聖書にあるジーザスの奇跡を思い出す。

『ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、
こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。』ヨハネ6章9節

弟子はこれしかないって思ったけど、ジーザスはあるものを持ってこさせ、
パン5つと魚2匹を神様に感謝をささげたら、5000人がたらふく食べても残るほどになった。

どんなに無理・無意味に思えるようなことでもいいんだ、
あるものを神様にささげれば役立ててくださる、ささげよう、と思った。

「ここに40才の女がいます。」 何かがこみ上げて目から涙が流れた。 
 

Wednesday, November 28, 2007

22世紀から帰ってきたの

 
「あ、お帰り~」と、

お庭遊びから戻ってきたKくん(4歳)に声を掛けたら、

「今ね、22世紀から帰ってきたの」 さらりと言った。

ほんの少し前にお庭で腹ばいになって両手足をゆっくり動かしてる時に目が合った。
「せんせ~ ボクねダイバーなの」って言って通り過ぎていった。

彼の頭の中に入ってそのスゴイ世界を体験してみたい。
 

Thursday, November 22, 2007

こどもの声

 
盛り上がる子供の声はとにかくカン高いので耳がキンキンになる。
1~10の数を声を出して一緒に数える時は最高に盛り上がる。

「優しい声を出してください」とか言ってもゼンゼンだめだった。

新しい実験をしてみる・・・

「はーいそれでは、次はお腹から声を出して数えましょう。さんはいっ!」

「うぃーっち、ねぃーっ」っと子供たちがいっせいにアゴをひいておっさん声にw

この方法で声のボリュームが出るようになれば、なかなかの応援団か劇団員になれるね!
 

Tuesday, November 20, 2007

「どうしてっ!!!!」

 
保育園で楽しそうに遊んでいたMちゃん(3歳)のおもちゃを
Sくん(2歳半)が走ってきてサッとひったくった。

「どうしてっ!!!!!!」 と女の子は金切り声を上げた。

「やめて」とか「返して」とか「いじわる」とか「ドロボー」とかじゃない、
悪気や邪気のないピュアな心とそのリアクションに心が覚めた。

敵のキズに塩を揉み込むのは相手の人生に必要なスパイスなんだぐらいに
やっちゃってきたワタシ。人間関係でトラブった時、相手の動機を汚れていない心で
問うことができたら、何か変わるかもしれない、そうなりたいって思った。
 

Sunday, November 11, 2007

あなたはだれ?

 
保育園で仕事をしていたら、スタタタタッと物音がしたので振り向いたら、
片膝をつき右手の平を前に伸ばした3歳の男の子がジッと真剣な表情で
こちらを見ている。

「あ・・・あなたはだれ?」とたずねると、

「スパイダーマン」ときっぱり。

しばらくしてから「先生、見て!ぼくねぇ、ゴミ収集車だよ!」と言い、
よつんばになった状態で「グウォーン グウォーン」と片足を後方へ何度も振り上げた。

も~たまんないね、キラキラしてた。
 

Friday, October 26, 2007

「ジーザスの方がずっと早いよ」

 
ベビーシッター先の11歳の女の子(Cちゃん)がご両親の都合で急遽日本へ一時帰国(10日間)しなくちゃならないことを電話で小学校の友だちに話している。「あ~ん、しばらく会えなくなるのが寂しいよぉ~」と、しきりに友だちに話していたのを横で聞いていたら、

「でもジーザスの方がずっと早いよ。ジーザスは3日で帰ってきたからね」と彼女。

おそらく電話口の向こうで、友だちが"10日で戻ってくるんだから"と慰めてくれたんだと思う。素晴らしいね、幼子の信仰。福音がしっかり彼女の心に入っていて、その真実が日常生活の会話の中で語られている。自分の信仰を振り返り見るひと時となった。
 

Thursday, October 18, 2007

ASK-A-SCIENTIST NIGHT

 
ベビーシッター先の女の子(Cちゃん11歳)が通う小学校のイベント、ASK-A-SCIENTIST NIGHTに参加してきた。

小学校の授業の個人研究課題に関してプロの科学者からのアドバイスを直接聞くことができるこの企画。水道局、警察、大学、研究所などから50~60人くらいの科学者がどっさり集められ、各分野に分けられた科学者6~7人が教室で待機。マンツーマンでアドバイスしてくれる。

彼女の研究の関係で「生物学&動物学」の部屋に入った。

スーツ姿のおばちゃん、Tシャツ&ジーンズのおねえちゃん、ロン毛で額に紐を巻きつけたヒッピー風のお兄ちゃん、カーキパンツのアメカジのおじちゃん、などなど、白衣を着ていない科学者をナマで観察w

科学者のタマゴとなる子ども達がここにいるかもしれないと思い、思わず目頭が熱くなった(うるうる)

研究課題のメモを科学者に見せ、いろいろと質問し、コマゴマと確認ををしていた彼女はとても輝いていた(涙)

「今夜見せてもらった研究課題の中で一番しっかりした研究だわ。正直驚いたわ。目のつけどころにも関心するわ。使用する材料の含有物も確認してリストにしておいてね。研究結果を報告するときに明確になるし新発見もあるかもしれないわよ。比較する材料以外は、分量、日照時間もすべて同じにするよう注意して。検討を祈るわ。」

と科学者からのお褒めの言葉をいただくも、彼女はすぐにテレを押さえ、研究に取り組む心を燃やされたのか、アドバイスの言葉を繰り返しながらこれからの研究工程を熱く語っていた。

小学生の研究にプロの科学者が真剣に答え、燃える小学生。
輝かしい光景に言葉にならない感動を覚えた。
 

Saturday, October 13, 2007

While you are sleeping

 
『主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目ざめていても、眠っていても、主とともに生きるためです。』 新約聖書Iテサロニケ5:10

 何度この聖書のことばに励まされたことがあるだろう。寝ている間に夢の中で起きた出来事を通して、主イエス様は眠っている間も呼べば助けてくださることや、自分の傲慢さや高ぶる思い、自己中な心、足りないところなどを思い知らされたことがしばしばある。
 目覚めた瞬間にがばっと起き上がり神様に感謝することもあれば、「神様、ゆるしてください。やっぱりあなたは強いです。スゴイです。自分だけでできるって思ってた私がバカです。」と悔い改めて祈ったこともある。(こっちの方が多いかなw)

今日初めて会ったルームメイト(Jさん)のマウイ島時代からの親友が言っていた・・・

 人に言えない苦しみや悩みをたくさん抱えたまま生活していた。まわりには家族や友だちがいなかったのでひとりぼっちだった。どうしようもならなくなった時、夜寝る前に「神様、私は限界です。私を助けてください。」と初めて神様に一生懸命に祈った。
 神様からの癒しは、彼女が眠っている間にそのプロセスが確実になされ、一夜明けて目覚めた時には、信じがたいような晴れ晴れとした心になっていた。今まで抱えていた悩みや苦しみすべてが取り去られ、すべてが新しく素晴らしく感じられた。

  「すごい証拠だね!神様は眠っている間も働いている!」
  って言ったら、「だね!年中無休なんだよね!」と彼女。

 彼女は熱心な仏教徒の家族に生まれ育ち、4年前の大学時代に救われる。ファッション専攻で就いた仕事も辞め、貧困者のために働くことを決意した後、ソーシャルワーカーへの道が開かれ、そのすべてが美しくスムーズに整えられていった。現在ロサンゼルスのドリームセンター(クリスチャン団体)でホームレスや孤児にボランティア活動を行っている。「ロサンゼルスを嫌う人は多いけど、私にとって特にロサンゼルスの貧困地域はミッションフィールドなんだ。浮浪者、売春婦、麻薬常習者、どんな状態や状況にある人も神様は一人ひとりを大切に思っていて、愛してくださっているんだ」と言った彼女はとても美しかった。

目覚めている時も眠っている時もすぐそばにいて守ってくださる。
神様のその美しい働きを私の生活の周りにたくさんちりばめてくださっていることを心から感謝した。
 

Saturday, August 25, 2007

空より広い

こないだの日曜礼拝と昨日のシャカバイ(社会人バイブルスタディー)で、 イエス様は私たちみんなのことをバリバリ24時間祈って いてくれていることに気づいた。だから、「イエス様、いつも 私のこと祈っててくれてありがとう」って帰りの運転しながら祈った。

祈った後すぐ口から出てきた賛美「空を見上げたぁ~この高い空をぉ~イエス様の愛は空より広い~♪」を歌ったとき、ヒサビサに鼻が痛くなるまでに泣いちゃった。

だって、イエス様の愛は"空"よりもでっかいんだよ!あたり一面に広がった空をみてイエス様の愛に包まれていることにやっと気づいた時、涙がとまらなかった。

もっともっとイエス様の祈りを感じたいと願った。

『しかし、イエスはすぐに彼らに話し掛け、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。』新約聖書マルコ6章50節B
 

Tuesday, July 31, 2007

良いことに使おうね

 
落ち込んでいる三歳(男子)の背中を二歳二ヶ月(男子)が容赦なく叩きまくった。

「この手は今すごく悪いことをしたよ」と言った後、手をパチンと叩いた。

「この手はね、お友達に大丈夫?ってなでなでしてあげたり、握手したり、お仕事したり、お手伝いしたり、おもちゃで遊んだりする手なんだよ。
この手は良いことをする手なんだよ。」・・・子供は黙って聞いている。

「わかった?わかったら良いことして見せて」

子供はすぐにお友達の背中をなでなでした。

「そう。もっと良いことに使おうね」と言って子供の手をなでなでした。

お母さんに一部始終を伝え、思わず叩いてしまったことを謝った。
子供にお友達のことを叩くのは悪いことだと言っておきながら、
自分が子供の手を叩いていたワタシ・・・(あちゃー)

おぉ神様、この私の手を良いことだけに使うことができるように
どうか助けてください!!
 

Sunday, July 22, 2007

イエス様だけ見て歩む <PCJC修養会07>

念願の教会のサマーキャンプ(米国)での子供たちへの奉仕がやっと実現した!

私は7歳の時に一才年上の姉とサマーキャンプ(日本)に参加したことがあり、その時、イエス様の十字架の意味を知り、文房具屋さんでシールを万引きしたことを担当のお姉さんに告白し、聖書を開き、悔い改めのお祈りを一緒にして神様に罪を赦してもらった。キャンプを終え、晴れ晴れとした気分で家に戻ったとき、仏壇に手を合わせる父親を見るなり、「偶像を拝んではいけません」と指差して叱りつけ、父を激怒させてしまう。ビリビリに破って窓から投げ捨てられた聖書を「イエス様ごめんなさい」と言って泣きながら拾い集めた。

2006年3月(米国)にベビーシッターに行った先で再び聖書に出会った時、30年間一度も思い出したことのなかったこれらの記憶が突然よみがえった。日曜学校、サマーキャンプ、賛美歌、クリスマスの劇、主の祈り(言葉は不確か)、教会の中の建物の様子、バザー・・・・

今回参加したサマーキャンプのテーマ聖句(ヘブル12:2)よりペニンシュラFM教会の榊原牧師が作られた新しい賛美歌を聞いた時、

 ♪イエス様を見て歩こう イエス様だけを見て歩こう
  元気に遊んだときだって おやつを食べてるときだって
  宿題しているときだって どんなときでも
  イエス様だけを見て歩こう イエス様を見て歩こう 
  とっても楽しいときだって ちょっぴり悲しいときだって
  何にもないようなときだって どんなときでも
  イエス様だけを見て歩こう イエス様を見て歩こう 
  イエス様だけを見て歩こう 見て歩こう 見て歩こう

神様に背中を押されたような気がした・・・
30年経っても忘れずに覚えていたサマーキャンプの時に手をつないで歌った賛美歌と重なる・・・

 ♪主イエスと共に歩きましょうどこまでも
  主イエスと共に歩きましょういつも
  うれしいときも 悲しいときも 歩きましょう どこまでも
  主イエスと共に歩きましょういつも

礼拝堂から子供用の教室までを子供達と手をつないで唄いながら何度も何度も往復した。歌は新しい歌ではあったけど、その光景は記憶の中の様子と同じだった。歌を口ずさむ子供達を見ては、何度も胸が一杯になり涙を必死にこらえた。

キャンプに参加した子供の一人(7歳の男の子)がイエス様を受け入れた知らせを聞き、また胸が一杯になった。

『信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。』ヘブル12:2

子供達と一緒に覚えたこのテーマ聖句を思い出し、その続きを聖書で調べた時、読みながら泣いて、神様に愛されていることに気づき号泣した。
 

Thursday, July 5, 2007

アメリカ独立記念日

 
「今年の独立記念日も一人で過ごすのかな~」と思うと予定のなかった私は、
朝起きるのも意味がないからと何度も無理に二度寝した。

でも、携帯の着信音をサイレンスにしてあるハズだったのに、変更してなかったみたいで、昼頃にサトシ(クリスチャンの友人)から電話が入り、留守電が入ったので起きる。

うれしかった。サトシの行っているゴスペルチャーチの人の家での独立記念日パーティに誘われた。ソウルフード美味しかったぁ(๑→‿ฺ←๑)温かい時が流れた。4人で手ぶらでお邪魔したのにもかかわらず、「食べ物持って帰りなさい。この家にいつでも来ていいからね。いつでもまた来なさい。」と言って熱くハグしてくれたのにも感動した。

そしてそのまま4人で、別のパーティへハシゴした。今度はホームチャーチの牧師さんの家の前の公園でバーベキュー(๑→‿ฺ←๑) 久しぶりの再会や初めての出会いが沢山あった。出たり入ったりではあったけど30人以上はいたと思う。バレーボールして、花火をみんなで見に行った。すんごく楽しかった。

友達の顔が見えなくなるほど、暗くなるまで遊んだのは久しぶり。人混みの中をすこしずつ前進しながら見る花火だけだったから、優雅にのんびりと芝生の上に寝そべって満天の空を見上げての花火は格別だった。花火を見上げながら思いっきり笑っている自分に気付き、「あ、この顔だ」って思った。ずっとこの笑顔でいたいって思った。

帰り家まで送ってくれたキヨミさん(クリスチャンの友人)が神さまに愛されている事を気づかせてくれた。「もしかしたら一人で過ごしていた独立記念日が、サトシが誘ってくれたり二つも立て続けにパーティに参加できたのも、神さまは一人ぼっちになんかにさせないんだって思った。神さまにとっても愛されているんだなって話しを聞いていて思ったよ。」

もっともっと神さまの愛を教えてください、気づかせてくださいと願った。
 

Saturday, June 30, 2007

スピード自慢

 
飛行機、ロケット、気球、船、消防車、救急車など、いろいろな乗り物のカードを見せながら、名前とその働きの勉強をしている中、4歳になったばかりの男の子が、パトカーを見て発言した。

「スピード自慢の人を捕まえるんだよ」

スピード「違反」といわずに、スピード「自慢」といったことに思わず心がうなった。人間の作った法律に対してではなく、人間がおかしてしまうスピーディングの要因をついたすぐれた洞察力に驚かされた。
 

Wednesday, June 27, 2007

見てないフリ

 
あとちょっとでトイレトレーニングが終わりそうな男の子(3歳)。
最後のパンツとズボンを引き上げるのがいつも難関で、
本人ができるところまで努力をさせて、「手伝ってください」と
言われたらお手伝いをする様にしていた。

でも、今回はその場を離れて見てないフリをしてみた・・・

ほんの少ししてから様子を見にいくと、
すでにパンツもズボンもサッサとはき終わり、
手も洗って電気も消してトイレからでてくるところだった。
ビックリ。

いつもそばにいて見守ってあげることがいつも良いとは限らないんだ
って思った。

見ていなかったことを喜んだ。
 

Saturday, June 23, 2007

「イエス様になりたい」

 
七夕につける短冊に園児(3歳男子)の願い事を書き込む作業をしていた先生と私は思わず手を止めて顔を見合わせた。

お迎えにいらしたお母さんは「えぇ?うちの子なんでそんなこと言っちゃったのかしら?」と笑っていた。

幼子の無邪気さ大胆さに驚き、今日一日このことが頭から離れなかった。今だ意味不明。神様はほんとに不思議なことをされるお方だと思った。
 

Sunday, June 3, 2007

励ましのセンス

 
5歳と8歳の兄弟がチャンバラごっこをして、なかなか勝てない弟はついに泣き出してしまった。どうあやして良いものか途方にくれていると、絶好の相手が泣きじゃくっていて遊べなくなって困った兄が、泣き叫ぶ弟のところにすっとんできて言った。

「いいか?オマエはな、この世でいちばんでっかいオナラをする男なんだぞ!オマエはすごいんだ!」

弟は大爆笑して立ち上がり、勢いを取り戻して兄を追いかけて去っていった。

すごいよね、そういう励ましのセンスって。
 

Monday, April 23, 2007

考える力を育てる

子供(2歳半)がトイレで手を洗った後、
電気を消さずに離れてしまった。
「トイレの電気、消してくださーい」と子供に注意したところ、 先生より適切な指示を受ける。

「~しなさい」の言い方は、子供の考える力や自立を
育てない。 「あれ?何か忘れていないかな?」とか、
「トイレの電気ついてるよ」とだけ教えてあげれば良い。

言葉を覚えはじめた子供達と多く接するようになって
改めて教えられている『言葉』のもつエネルギー。

人間の成長にもなれば、妨げにもなる。
ナイフにもなればブランケットにもなる。

良い『言葉』を、良い『目的』のために、
正しく使えるようになりたい、もっと学びたいと思った。

『初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。
ことばは神であった。』 ヨハネ 1:1
 

Sunday, April 15, 2007

「ボクには難しすぎてできないや・・・」



ジグザグ、デコボコ、カーブなどで二つに切断された写真を復元する作業(パズル)に取り組もうと思ったが、ゴチャゴチャになった6セット分の写真を見て、3才の男の子が苦笑しながらつぶやいた。

写真の中から一片だけを取り出して目の前におき、
「これはどれと一緒かな?」とたずねた。

そこからは早い早い。残り全部を自分で仕上げることができた時の「ヤッタ!」の顔は輝いていた。ご両親がお迎えにいらした時、先生に誉められて喜びを押さえきれずお父さんに跳び付いた。

サドルバック教会の子育てセミナーで

子供が成功して称賛されるようにセットアップ(手配・お膳立て)
してあげなさい。・・・・と学ぶ。

称賛を受ける子供の姿を見るのはとっても楽しい。
それを見ている神様はもっともっと喜んでいるにちがいない。

Friday, March 16, 2007

ベットタイムの宣告

 
4歳の子供(男子)がベッドタイムを過ぎても起きて遊んでいたいのは痛いほど良くわかる。水をさすのはこっちだって辛い。

読みかけの本(境界線:聖書が語る人間関係の大原則)より、是正的なしつけとは、責任を学ばせるために子供に自分の行動の結果を負わせることであると学ぶ。

早速実践してみる。

「遅くまで起きていてもいいけど、その代わり明日一日はゲームボーイで遊べないよ。明日もゲームボーイで遊びたいなら今すぐ寝るよ。どちらか好きな方を選んでいいよ。」

「・・・・・」一瞬考える4歳男子、その後、全身の力を抜いてベッドにドサッと顔をうつぶせにして倒れこんだ。

あまりにも効果がありすぎて驚いた。子供が自分のことを考えて自分で正しいと思う選択をして行動する様をライブで見れるのはとても嬉しい。

境界線(バンダリーズ)の詳細はこちらまで

http://nakamurafamily.net/publications/boundaries.html
 

Monday, February 26, 2007

失敗は成功のはじまり

帰り道の運転中、聖書は私の今までの人生で最も貧困(月収入$250、無職時は除く)だった時に買った、今までの人生で最も高価な本($79.85)だった事に気付く。そして当時は、テレビもラジオも家具も無い、お金も食べ物も底をついた人生最悪の状態だった。

自分は正しい人なのに何故こんな大失敗に終わったのかどうしても理由を知りたかった。2000年以上も前から存在する世界のベストセラーである聖書だったら何かわかるかもしれないと思った。(後で全くの過信であることが判明し改心することに)

「失敗は成功のはじまり」とはまさに今の私が立っている状態のことで、聖書を手に入れたことは私にとって今までの人生とこれからの人生の中で最も大きな価値のあることのはじまりとなった。
 

Saturday, February 3, 2007

白髪を育てるぞー!

クリスチャンになる前までは、白髪を見つける度にブルーになり、 必死になって白髪を抜いていたワタシ(笑)

それが、最近は白髪を見つけては「ニヤリ」。
これからは白髪を育てることにしました。

だって聖書はこう言っている、

『しらがは光栄の冠、それは正義の道に見いだされる。』 箴言16:31
『若い男の光栄は彼らの力。年寄りの飾りはそのしらが。』 箴言20:29
『あなたは、一本の髪の毛すら、白くも黒くもできないからです。』 マタイ5:36

あー今まで抜きまくっていた白髪をチョー後悔(๑→‿ฺ←๑)

神様が与えてくださる白髪、知らず知らずのうちに、
こっそりと生えているのを見つけるのはとっても楽しー。
 

Thursday, January 25, 2007

インタビュー(最終章)

先日のインタビューにはまだ続きがあった。全部で25~28項目。ちなみに中学校1年生の人文科学(Humanity)の宿題だそうで、35歳以上の家族又は家族の友人を対象とし、3人分のインタビューをするんだって。「人によって答えが全然違うからめちゃくちゃ面白い」とレポーター(13歳少女)は目をキラキラさせていた。

Q: 「タイムマシーンを拾いました。あなたはどうしますか?」

A: 「西暦元年のエルサレムに行き、イエス様誕生の現場に立会いたい。」

と答えたところ、タイムマシーンにセットする年月日をいつにすればいいのかでモメた。西暦0000年ってすればいいんじゃん?ってことになったんだけど、実際に調べてみたらちょっと違ったみたい。

まぁ、キリスト紀元であることには変わりがないのだけれど、
タイムマシーンで行ってそこんとこ詳しく確かめたくなった!

【備考】
B.C.→ Before Christ 「紀元前~年」
西暦以前の年代には、西暦元年の前の年を、0年ではなく「紀元前1年」とし、年数を逆行させる

A.D.→ Anno Domini (ラテン語「主の年に」の意) 「西暦~年」
西暦とは、キリスト教の始祖であるイエス・キリストの生年とされる年を元年(西暦紀元)とした紀年法である。キリスト紀元とも呼ばれる。紀元0年が無く、元年(1年)より始まるのは、当時、まだ零の概念が西洋に伝わっていなかったからである。

ウィキペディア調べ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%9A%A6

Tuesday, January 23, 2007

インタビュー

ベビーシッター先の中学生(13歳女の子)の今日の宿題だそうで、生い立ち、家族との関係、子供時代に何をして遊んだか、好きな科目、得意な科目、成績、部活、先生のことをどう思っていたか、将来の夢、など色々とインタビューされた。相手が子供だったからか、つい無防備になり、家族にも打ち明けていない高校時代のエピソードを話してしまった。

高校二年の時、落第しそうになり、担任教師から両親を呼ぶように言われ、「これは自分の問題なんだから、話しがあるなら直接私にしてください。」と交渉した後、問題になっていた古典(出席日数不足)の先生と直接話しをさせてもらうことに。古典の先生に「起こってしまったことは仕方が無い。反省します。でも、私は将来、立派な大人になって社会で活躍するはずの人間です。なのにあなたは私の将来をメチャクチャにしようとしている。もう一度考え直してください。」と迫ると、二つの作文を書くことで多めにみてくれることになった、①源氏物語全巻を読んでの感想文、②私の将来という題名の作文。「私もね、あなたが将来立派な大人になると信じてるのよ。だからチャンスを与えるわ。」先生は泣いていた・・・

「ねぇねぇ、聞いてもいい?いつ立派な大人になるの?」とつっこむ13歳少女。ゲンコツ振り上げて「ありがとよ」とお礼を言ったら、キャ~と逃げていった(笑)

補足: 結局、源氏物語は読めないまま、作文二つを提出。でも高校三年に進むことができました。

Monday, January 22, 2007

小さなオーディエンス(聞き手)

「バイブルマンの話(日記1/20を参照ください)、良かったわぁ~。
あの後、子供が喜んじゃって『シャキーン』ってやってたわよ。どこで買えるのかしら?」

お母さんからの声を聞いて、はっとさせられた。
先週、教会で証しをした時、子供達がいた事をすっかり忘れていたからだ。

大人しか見えていなかったのにもかかわらず、子供達は耳を傾けていた。

神様っていつも、自分の想像や期待を遥かに超える何かを与えてくださる。
それをいつも見逃さないでいたいと思った。

Saturday, January 20, 2007

「祈り」は「戦い」だ!?

『。。。神のすべての武具を身に着けなさい。。。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。。。。信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。。。』
エペソ6:10~20

アジース・フェルナンド(スリランカのバイブルティーチャー)がアーバナでエペソ6章10~24節の講義をした際、「祈り」は「戦いだ!」と言った。正直「えー?」と思った。

アーバナのセミナーで、「神様はとてもspecific(詳細)で分かりやすい方法でお話しになる。」と学んだ。だから神様に「この地上で生きてゆく為には何が必要なのか、もっと分かりやすく、ひとつずつ、specificに教えてください。」とアーバナの帰り道に祈った。

三日後、ベビーシッター先の少年(7歳)が、「これ、サンタにもらったんだ。見ようぜ。」と言ってDVDを持ってきた。「バイブルマン」・・・5本あるうちの2本を一緒に見た。

バイブルマンは、サタンと戦う時、神のすべての武具(真理の帯、正義の胸当、平和の福音の靴、信仰の大盾、救いのかぶと、神のことばである御霊の剣)を身に着け、そして、戦う前にまず祈る。
http://www.bibleman.com/video/toxictonic.html

祈った後、バイブルマンはこう言い残してガッツポーズで戦いに出て行った。「イエスは言った・・・『あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。』 ヨハネ16章33節」

アーバナで学んだエペソの御言葉をそのまま丸ごと分かりやすく神様は教えてくださった。(対象年齢6~10歳)

さらにバイブルスタディーのおまけつき(笑) 「この聖書もサンタにもらったんだ。母さんに一日3節ずつ読むように言われてるから、今日は3節ずつ読むから全部で6節だ!寝る前に読むぞ、いいな?」 エペソ6章をリクエストさせてい頂いた(笑)。

Sunday, January 7, 2007

神様はマジでヤバイ <URBANA06>

「どうだった?」と仕事先で聞かれて答えた最初の言葉。
12月27日~1月1日にかけてミズーリ州セントルイス市で行われた
URBANA06(テーマ:You have a calling)に参加してきました。

世界中から集まったクリスチャン(ほとんど学生)は約2万2千人。英語、スペイン語、中国語での全体賛美には神様のスケールのデカサをこれでもかってくらいに教えられた。祈りも力強く、そのスケールもめちゃデカイ。

外国人学生の夜の集会で、日本人と韓国人がキリストによって一つになった奇跡の瞬間をみせてくださった。「日本人も韓国人もキリストの前では同じ罪人です」と韓国人の牧師さんがおっしゃった。完全に国籍と敵意を超えた平和があった。お互い滝のように涙を流して抱き合って、日本語と韓国語の両方で賛美した。いつまでも泣いていたら隣の韓国人の女性に「泣くのは辞めなさい。喜びなさい」と優しく叱られた。集会の最後、日本人と韓国人両方がそれぞれの言葉で祈った時、韓国人の方がお祈りしている途中から「アーメン」が連発、最後には拍手喝采が起こった。何を祈っていたのか尋ねた後にまた泣いた。「日本は偶像礼拝が多くて大変だ。ここにいる日本人達は将来キリストの福音の種まきをする人たちなんだ。だからこの日本人達の為に祈ろう!」韓国人が大好きになった。

前日のバイブルスタディ(エペソ人への手紙2:11~22)で学んだ通りのことが目の前で実現された。

『・・・キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。敵意とは、さまざまの規定から成り立っている戒めの律法なのです。このことは、二つのものをご自身において新しいひとりの人に造り上げて、平和を実現するためであり、また、両者を一つのからだとして、十字架によって葬り去られました。・・・』エペソ2:14~16

まだはっきりとはしていないけど、神様からのコーリングを頂いたのは確か。私のURBANAはいよいよ本格的にスタートしました!