友人に借りたテレビドラマ(ちりとてちん)のDVDを見ていたら、骨髄バンクのコマーシャルがあって、日系人の女性が照合する提供者を探していることを知った。ウェブサイトで登録内容を調べたところ、HIVについての質問項目があった。ちょっと怖かったけど、HIVの検査をすることにした。
「I want to know my choices/自分の選択肢を知っておきたい」
なんてカッコつけてたくせに、検査結果前日になると心が揺れ動く。
検査のときに自己問診表を医師に提出してカウンセリングをした時、元カレのことをきかれ、その人の内容が自分のカルテに
付け加えられた・・・ そうか、相手のキャリ ア(過去歴)を引き継ぐことになるのか・・・そのことを知りショックを受ける。
そうか・・・ だから神さまは婚前交渉を禁じていたんだね。
神さまは、私を懲らしめるためじゃなくて、私を愛しているから、婚前交渉を禁じていたんだ、といまさらながら身をもって理解した。神さまの愛にきづいてなかったこと、体を傷つけたことを神さまにごめんなさいした。
検査結果の日、「私の体がどうなったとしても神さまは愛してくださる。神さまの愛は変わらない。」と心の中で繰り返した。「あなたはクリアですよ」と検査結果を聞いてホッとしたと同時に、「あぁ神さまが守ってくださった・・・」と心の中で声をあげ、ホロリと涙する。
次の日、骨髄バンクの登録に出かけた。申込書に記入すると綿棒4本が渡され、歯グキの四隅をゴシゴシして提出。あっという間だった。
私はイエス様を信じてるから天国にいける。この小さな行動がだれかの延命のため、魂の救いのためにつながるかもしれないと思うと嬉しくなった。
骨髄バンク/Marrow Donor Program白血病や血液疾患の治療のために骨髄液を患者に提供するプログラム。
アメリカでのドナー登録手続きは直接登録またはメールオーダーでも可能。記録は60才まで残る。
骨髄バンクへの誤解 ~ ウィキペディア調べ1)手術時に激痛が伴う: 全身麻酔なので痛みの自覚はない。
2)半身不随になる恐れがある: 腸骨から骨髄採取。腸骨に中枢垂神経はないので半身不随になる事は無い。
3)骨髄は背中・背骨から取る:
骨髄液は骨盤の腸骨から採取する。背骨(脊椎や腰椎)に針を刺す事は無い。